『きゃりあ・ぷれす』スタッフの日記

旧暦美人を目指す方にすてきなメルマガをご紹介します。

毎日、すてきな言葉のちょっとした雑学と癒しをお届けします。たった一つの言葉で、元気になれる!やさしくなれる〜美しくなれる…
  『センスを磨き、幸せを呼ぶ〜夢の言の葉〜』

2月1日号から4日間続けて、旧暦美人ダイアリー2008をご紹介いただきました。ありがとうございます。是非こちらもご購読くださいね。
メルマガの著者「夢子」さんは美しい日本語をテーマに何冊も本を出版されておられます。どの本も興味深いのですが、旧暦美人ダイアリーに関連して、といいますか、一日一語で365の言葉が載っている「美人の日本語」をご紹介したいと思います。
本の帯には「一日一語、口にするだけで心が綺麗になる一年365日の言葉」と書かれています。たとえば、今日2月5日のページは「天狼」。冬空に輝く星シリウスの中国での読み方で、「てんろう」と読むそうです。知らなかったなあ、「天狼」そして、どうして「天狼」と呼ぶのか、そのうんちくと夢子さんからのメッセージもあります。ダイアリーのように、毎日毎日ページを開いて読みたい本ですね。

『きゃりあ・ぷれす』スタッフの日記

はじめて身体感覚講座を受講したかなさんから感想をいただきました。

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1月19日土曜日、身体感覚講座を始めて受講しました。何の知識もないまま、ヨガの一種だろうか?5時間も何をするんだろう?ちょっと不安な気持ちのまま会場に着きました。
はじめに教えていただいたのはまず呼吸法でした。おなかを意識して体全体で呼吸する感じで、普段の肺呼吸とはかなり違います。その呼吸法を使った体を温める方法(ちょっとストレッチに似ていました)なども教えて頂き、難しかったのですが、休憩時間になるころにはすっかり肩の力が抜け、全身くにゃくにゃでした。
その後、指先を使って「気」を集中させることによって、周りの人に与える「気配」を威圧的にしてみたり、重々しくしてみたり、軽くしてみたりできることを習いました。これは私にはとても難しく、何度も受講されている方のように、強く「気配」を感じることはできなかったのですが、普段は全く考えたことのない「気」については、確かに流れている実感がありました。体の意外な実力に驚かされたと同時に、「気」を自覚して生活できれば日常の何かが変わるかも、と思いました。頭で体をコントロールせず、体に聞く方が気持ちがいいぞ、という感じでしょうか。
あっという間に5時間は過ぎ、何とも言えずすっきりした気持ちになって家路につきました。頭を使いすぎて、疲れきっている皆様にお勧めです。ぜひ体験してみてください。

ヘロリペロリ日記

〜   ユルめて、サボって、風邪引いて。そして、新しい一年とともにリスタートしましょう! 〜
 
【ヘロリ山崎より】

新年明けましておめでとうございます!
松田さんにとって、2007年はどういう一年だったでしょうか?前回12月の講座の打ち上げの食事会で、そういう話を一人ずつしましたね。僕の場合は、2007年を振り返ってみると、年明けから春先までは「旧暦美人」の出版のお手伝いをして、フリーライターの「幕開け」としては大変ありがたい経験をさせていただきました。
無事に本も出て、そこから先は自分で営業をしたり、ご紹介いただいたりして、とにかくこの一年、なんとかかんとか細々といろいろな原稿を書いてきました。
この一年で学んだことは、掲載誌などによって読者の方々はその都度違ってくるので、読者の方に合わせた表現をしなくてはいけないということです。そういう意味で、今までは「何を書くか」に重点を置いていましたが、今年は「どう書くか」ということに集中的に向き合った一年でした。
今や世の中には情報が溢れています。読みきれない量の本や雑誌が出版され、インターネットや携帯電話のサイトではプロと素人が入り混じって、様々な情報が雑多に配信されています。そういう“供給過多”な状況の中では、多くの人が情報に食傷気味で、本当は読みたくも見たくもないのに、見せられてしまっている。そんな中では、適当に読み流すことで対応するという人も多いのです。そういう状況の中で大切なことは、ふと目を留めてくれた人にとって「わかりやすく、簡潔な」文章を書くことです。その大切さを、僕はこの一年で学んだように感じています。
身体感覚的(?)には、今年は特に後半、仕事がやや忙しくなるにつれて鍛錬を怠ってしまい、前回12月の講座では、身体の中の感覚の微細な変化を読み取ることが、非常に困難でした。感覚を日々鍛錬し、積み上げているときには、自分自身の感覚が鋭敏になっていくことにあまり実感がなかったのですが、鍛錬をサボると、これほどまでに感覚が鈍くなってしまうものだなあと、失ってみて初めて気が付きましたよ(苦笑)。
日々の努力って大事ですね。12月の講座を受けて思ったことは、なんとなくですが、いったんはこうして感覚を「ユルめる」時間を持つこともある意味、有意義だったかなあと感じています。さて、ここからまたリスタートですね。ちなみに、前回の講座の日は、雑誌の締切日でもあって、本当は講座が終わったらすぐに帰宅するつもりでした。でも、これで今年も終わり、忘年会でもしましょうかとなると、ついそちらを優先してしまう自分がいました。困ったものです(笑)。
大いに食べ、そして飲んだ後に帰宅し、翌日の昼頃までかかって原稿を仕上げた頃には、身体がおかしなことになっていました。数年来のひどい風邪を引いてしまい、それから数日間寝込みました。でもこれもまた、心身ともにいったん「緩める」必要があってのことではないかと、僕は睨んでいますが、そういうことってあるんでしょうか?
さて、次回の講座は1月19日です。この頃では、6日に「小寒」があります。小寒は「寒」の始まりという意味で「寒の入り」とも呼ばれます。21日の「大寒」で寒さのピークを迎えます。
ちなみに「寒」の時期は、2月4日の「立春」までです。立春をもって「寒の明け」となり、冬は終わりを告げます。そして立春過ぎて次の新月の日が「元旦」で、この日がいわゆる「旧正月」です。
元旦を「新春」と呼ぶのはこのためです。新暦の1月1日を「新春」と呼ぶには、冬の一番寒い時期なので、無理やりな感じがします。旧正月で過ごしていた名残りなのでしょう。今年は2月7日が元旦です。
1月の講座では、新年を迎えて、この一年の運勢を占う「感覚をつかったゲーム」を行なうということですよね。墨と筆を使って、思い浮かんだ文字を書いていく連想ゲームは一度体験しましたが、ヒントが何もなく、ただ順番に文字を書いていくだけで、どこか関連のある言葉をみんな書いていくのが不思議で、非常に楽しかったです。
大風邪を引き、心身ともに仕切りなおした身としては、次回の講座では、何が感じ取れるのか、また、次の一年がどんな一年になるのか、あわせて楽しみにしています。

【ペロリ松田より】
……そうでしたか。シブといヤマちゃんも、年末にはとうとう風邪を引きましたか。講座で身体の掃除をした後に、自分でも掃除しちゃったんだナ。
風邪って、きちんと経過させると、身体には弾力が戻るよね。今まで頑張りすぎていたところの強張りが弛んで、全身のバランスを取り戻すと、これで又、ゲンキ。再び活躍できるというわけです。2008年も、きっと、そういうことなんだと思うヨ?!

今年の旧暦での新年の始まりは2月7日ですね。とはいえ、こうお正月ムードに突入すると、私もソワソワしてきます。1月、2月の講座が、私は大好き。毎年のことながら、とても楽しみにしています。今年は何をやろうかなあ……と、皆の顔を思い浮かべては、ニヤニヤ、ワクワクしながら策を練ってます……ウフフ。
もちろん、冬の身体の特徴、首や頭、目の緊張を「抜く」、それから、神経系統を緩めるワークもやりますが、なんていったってお正月はやはり、「ゲーム」でしょう。
ちょっと言い訳じみますが、日本の子供の「昔遊び」は、相手の気配を察したり、場の空気をよんだりする、感覚を使って行なうゲームの宝庫なんですよ。昔の子供は、遊びのなかで、そういう感覚を培っていたのね。気配を察する遊びを子どもの頃から真剣にやっていたら「KY(“空気読めない”の略)」なんて縁遠いと思ってます。
だから、お正月は、大人も童心にかえって鍛えなおすゾ!この前、保育園の先生たちの研修に行って、「気配ゲーム」をやらせてもら
ったのですが、さすが、いつも子どもたちと接しているだけあって、感受性がとても柔らかくて、自分で起こした「偶然」や「奇跡」に驚いて、あちこちで歓声が挙がっていました。
例えば、相手が目の前でした動作を、自分は目をつむっていても、「こういう動作したかも?」って、ほぼ同じ姿勢をフッと真似することができちゃう。人には実はそういう“センサー”があるのです。
きっと、こういうセンサーって、日ごろ使っていないと、どんどん退化しちゃうのでしょう。でも、ちゃんと自分の感覚に集中できて、同時に相手との関係性を築いていくことのできる心持ちや体勢に入れると、大人でもまだまだ、そのようなセンサーは発動してきます。
それは、周りばかり気にして、人に合わせようとビクビクしているんじゃなくて、堂々と自分は自分でありながら、周囲とお互いに調和していける能力です。
お正月は、実はこんな心持ちを体験しながら、自分の“運気”をパワーアップするコツをつかんでもらう内容で講座を行なう予定です。
というわけで、今年もヨロシク。さっ!ゲームしよっ!

【ペロリ松田プロフィール】
■松田恵美子(まつだえみこ)
身体感覚育成講座講師。現代人における生命力の発露を探究。日々の動作や日本文化における型などを感覚からひもとき、日常生活に活かせる知恵や技として活用することで、自分のからだを自分で育む姿勢を伝えている。学校教育における教材化の研究協力にも携わる。
Be-nature school講師。共著に『自分という自然に出会う)』(講談社/刊)
『おとなの自然塾)』(岩波アクティブ新書)。
監修『旧暦美人のすすめ)』(東洋経済新報社) 2007年3月発売

【ヘロリ山崎プロフィール】
■山崎義高(やまさきよしたか)
 「きゃりあ・ぷれす」編集部を経て、現在はフリーのライター。旧暦、身体感覚、ヨーガ、野菜、ビールなどをテーマに活動中。お仕事のご依頼はお気軽に〜♪< yoshitak@kingyobanchi.dialog.jp >< http://www.sportsclick.jp/sportskids/ >、身体感覚講座から生まれた本、『旧暦美人のすすめ(東洋経済新報社刊)』など。

山陰柴犬育成会

『きゃりあ・ぷれす』でコラムを連載されているハナコさんから山陰柴犬育成会のことを教えていただきました。
http://3inshiba.com/

柴犬の中でも独特のルーツをもつ「山陰柴犬」は数少ない稀少品種だそうです。柴犬くん(ちゃん?)の写真が載っていますがとても愛くるしい。柴犬好きの方、ぜひお尋ねください。

三軒茶屋ふろむ・あーすさん

kyurekibijin2007-12-05

旧暦美人ダイアリーを販売していただいているお店紹介、今回は三軒茶屋にある「ふろむ・あーす」さんにお伺いいたしました。
三軒茶屋は、ほんとにひさーしぶりに行ったのですが、大きなビルが建っていて昔とはちょっと違った印象になっていました。でも、駅前のエコー仲見世商店街は昔ながらの雰囲気を漂わせつつ健在でした。「ふろむ・あーす」さんはそのエコー仲見世商店街にあり、お店から商品が溢れ出ていて、とても楽しげなお店です。商品アイテムが多岐に渡っていて、欲しいものがたくさん見つかってしまし、ちょっと困りました(笑)
オーナーさんはご不在でしたが、奥様がいらして旧暦と身体の話で盛り上がりました。旧暦美人ダイアリーのことをとても気に入ってくださっており、1年を通して月の満ち欠けと心身との関係をみつめていけるところがとてもよいとおっしゃってくださいました。ありがとうございます♪

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「ふろむ・あーす」さんからいただいた自己紹介。

フェア・トレードエコロジー、そして、GOOD MUSICをテーマに”気持ちのいい”ライフ・スタイルを提案します。
世界中の様々なフェア・トレード団体の温もりのある衣類、雑貨、アクセサリー、オーガニック食品、エコロジー・グッズ。そして、ジェンベやディジュリドゥカリンバほか、様々な民族楽器に、CD,書籍等々、取り扱いアイテムは多岐にわたりますが、厳選されつくした商品が、小さい店内にあふれています。

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ヘロリペロリ日記 その20

〜 “ふたつの時間”のすごし方両方あって、どっちもいい 〜

【ヘロリ山崎より】

こんにちは!お元気ですか? 今年も間もなく12月を迎えようとしています。松田さんにとって、今年はどんな年だったでしょうか? 一年の過ぎるのがどんどんと早く感じられるようになってきました。気を抜いていると、それこそあっちゅう間のでき事のようで、まったく油断がなりませぬ。
僕にとってこの一年は、「過ぎ行くのが早い時期」と「じっくりと味わって過ごす時期」というふたつの時間の流れが、交互に訪れていたような気がします。大きな流れだと、春先までは「旧暦美人のすすめ」の出版に向けて忙しく、充実した時間を過ごしました。出版後はしばらく静かな時間が続きました。そしてここの所また忙しくなりつつあります。
「過ぎ行くのが早い時期」とは、朝起きて何となくボーっとしていたら、日が暮れてきちゃったりして、「ああ、今日ももう終わりか」なんて思っちゃう時期のことです。逆に、朝から気分はスッキリ、自分がやるべきことに集中して取り組めて、ご飯を食べることも忘れて夢中になり、ひと区切りがついて気がつくと日が暮れていたなんていう日は、「じっくり味わって過ごす時期」だったなあと贅沢な気分に浸れます。
このようなふたつの時間を比べてみると、一方は無駄な時間に見えます。全ての時間を気を抜かず、充実した時間にすべきだと反省しそうになります。ですが、本当にそうなんでしょうか? というのも、実はふたつの時間はペアであって、どちらか片方だけを求めるのは無理なんじゃないかという気がするのです。ふたつの時間は上向きの曲線と下向きの曲線で、お互いに手を取り合いながらゆるやかなカーブを描き、上昇下降を繰り返すラインを描いているのではないでしょうか。それは好不調の波、バイオリズムなのではないかと、僕はにらんでいます。
身体感覚講座のときに、2人ずつのペアに分けるときに、松田さんは僕とSさんをペアにすることが多いのですが、その理由は僕が「のろま」なので、感覚の鋭いSさんと組ませるのだと言いました。「本当はのろまじゃないから」だと松田さんは言います。僕は確かにのろまな人という印象を持たれることが、ここのところ定番化してきました。それは何となく不本意なような、それでいてまんざらでもないような、ビミョウな気分です。小学生の頃の僕は、“僕の記憶によれば”落ち着きがなく、気の短い少年でした。間違ったことが嫌いで、気に入らないことがあると誰であれ本人に直接文句を言うような、困ったガキでした(笑)。
あるとき、そのままでは本当にクラスで孤立してしまうというところまで追い込まれて、そのころから僕はだんだんと、自分の意見を殺し、我慢をするようになりました。なるべくぼんやりと過ごすようにしました。そうしているうちに、それが板について今の僕があるのです。なんて書くと、意識的にやってきたことのようですが、実際は無意識です。子供なんて、動物的な感覚で群れて、相手との距離を保っているようなある種、野生動物みたいなものです。僕がのろまになってしまったのは、「正義感が強く、ワガママ」でいられるほどに強くなかっただけなんだろうなと、今では思うようになりました。
身体感覚講座に出て集中していると、そんな思い出したくもない記憶がふと蘇ってくることがあります。昔の自分の記憶が、今の自分に大きく影響を与えているのだと思い至る瞬間があります。僕は僕らしくあるために、今では遠ざかってしまった「自分らしさ」を取り戻すことが、目下の課題であるのだろうなあと思っています。ちなみに「のろま」であることは決して悪いこ
とだとは思いません。問題なのは「のろまであることに逃げ込んでいる」自分自身のあり方なのですね。
で、「ふたつの時間」の話に戻りますが、僕の性格の部分にも同じようなことが言えるのではないかと思うのです。「のろまな僕」と「のろまでない僕」という存在も、実は両方とも必要で、いったんは「のろま」でいる必要があったんじゃないかと思うのです。物事には全て過程があって、そのひとつひとつを味わうことで初めて得られるものもあるのです。
この堂々巡り、かつ自問自答のお手紙は、結論をだすことを重視するなら「どっちやねん!?」と突っ込みたくなるような内容ですね。なんだかつらつらと長文失礼しました。オチのないまま、無理やりにまとめてしまうと、大事なことは「今、これからどうするか」です。恥ずかしい過去も、見通しの立たない未来も、全ては一瞬一瞬の過程の積み重ねです。ならばその一瞬一瞬を楽しまにゃソンソン! だと思います。
まったりと過ごしたり、充実して過ごしたりと、ふたつの時間を行ったり来たりしながら進んでいくことは、「行きつ戻りつ」しながらだんだんと移り変わる季節の流れと同じなのかもしれない、それはまた、月が新月から満月へと、満ちたり欠けたりを繰り返す流れにもつながるのでしょう。そんなことを思ったりしています。
さて、次回の講座は12月15日です。この頃では、22日に「冬至」があります。一年で一番、夜の長い日です。いよいよ本格的な冬になってきましたね。そういえばニュースによると、今年は急激な気温の低下で、毎年美しい紅葉で評判の、東京国立市の銀杏並木が一晩で落葉し切ってしまったそうです。夜の間に葉っぱが凍ってしまったのが原因のようです。「冬至にはかぼちゃを食べて、柚子湯に入る」という風習がありますね。慌しい毎日ですが、お風呂でゆっくりと湯船に浸かる時間を大切にしていま
す。松田さんは、寒さ対策にこの時期、何かしていることはありますか?

【ペロリ松田より】
えー、私、そんなこと言いましたか? エラソーに。そうだとしたらごめんなさいね。私の方が、実は“ゆっくりちゃん”ですよ。中学の時にはすでにあだ名の「えめ」転じて「カメ」だの、「ホルスタイン」だの言われていました。でも年齢を重ねるにつれ、“やりたいこと”、“やらなきゃいけないこと”の洪水に押し流されて、いまのスピードにギアチェンジで入るようになりました。
時間というのは不思議です。自分の関わり方次第で長く感じたり、短く感じたり……。総じて、真剣に全身で関わっている集中状態に入ると、時間の感覚は変わります。客観的な“Time”は、変わらないのに、感覚的には伸びたり縮んだりします。
「きゃりあ・ぷれす」の講座では、午後いっぱい時間をもらっていますが、いつもあっという間に4〜5時間経ってしまっています(…よね? )面白おかしくやっているうちに「ナンダ、4〜5時間経っていたのか」と来た人に思ってもらうのが、こちらの腕の見せ所なのですが。実はそうやって集中力をつけているというのが、講座の隠れた“目的”のひとつでもあるのです。“集中力”すなわち、“体力”すなわち“生きる力”なんていう見方もできるからです。
山崎クンのお手紙を読んで、フトそんなことを思いました。相変わらず、時間の余裕がないので、このあと、うまくまとめてくれぇ〜! あと、質問に答えてないね、ゴメン!

【ヘロリ山崎より】
お忙しいところ、いかにも慌しくお返事をいただき、ありがとうございます。なんともお忙しい様子が文面からも垣間見えるようで、松田さんが一歩先に師走に突入したようで、頼もしく感じました。
旧暦においては、これからまだ11月を迎える辺りで、師走はまだまだと、ゆったりと構えていようと僕は思っていたのですが、師走の慌しさは四季の流れとは関係なく、仕事納めや新年を迎えるための行事のためなので、僕一人がゆったり構えているわけにはいかないようです。「お正月」を旧暦で祝うのは、日本では沖縄がそうなんですが、沖縄に行けば、この時期をゆっくりと過ごせるのでしょうか。というか、沖縄は師走でものんびりとしてそうです。行きたいなあ、沖縄。沖縄の師走事情をご存知の方、いましたら編集部までお便りくださいませ。本日、東京は気温が5度。エアコンを効かせた部屋で、ダウンジャケット
を着込んでいます。やはり僕は沖縄に行くべきだと思います。ああヤバイ。僕のほうも案外忙しく、だ、だ、だ、っとここまで書き連ねましたが、どうにもこうにもうまくまとめることもままならぬまま、もう出かける時間とあいなりました。う〜ん、これにてゴメン!

【ペロリ松田プロフィール】
■松田恵美子(まつだえみこ)
身体感覚育成講座講師。現代人における生命力の発露を探究。日々の動作や日本文化における型などを感覚からひもとき、日常生活に活かせる知恵や技として活用することで、自分のからだを自分で育む姿勢を伝えている。学校教育における教材化の研究協力にも携わる。Be-nature school講師。共著に『自分という自然に出会う)』(講談社/刊)『おとなの自然塾)』(岩波アクティブ新書)。監修『旧暦美人のすすめ)』(東洋経済新報社) 2007年3月発売

【ヘロリ山崎プロフィール】
■山崎義高(やまさきよしたか)
「きゃりあ・ぷれす」編集部を経て、現在はフリーのライター。旧暦、身体感覚、ヨーガ、野菜、ビールなどをテーマに活動中。お仕事のご依頼はお気軽に〜♪< yoshitak@kingyobanchi.dialog.jp >< http://www.sportsclick.jp/sportskids/ >、身体感覚講座から生まれた
本、『旧暦美人のすすめ(東洋経済新報社刊)』など。

『きゃりあ・ぷれす』スタッフの日記

今朝のNHKのニュース番組「おはよう日本まちかど情報室」で「手帳で充実ライフ」で月齢と照合して女性が体調の変化を予測できる手帳として「旧暦美人ダイアリー2008」が紹介されました。放映時間は2分弱でしたが、旧暦美人ダイアリーの特徴をよく捉えてご紹介いただけたと思います。
撮影は先週のある日に行われました。ダイアリーを紹介する役で出演されたのは、身体感覚講座によく参加してくださるOさんです。来年、旧暦美人ダイアリーを使うことをとても楽しみにしてくださっているOさんはヨガもよくされているので、番組ではOさんがヨガをするシーンの撮影からスタート。立ちポーズ、座るポーズ、寝てするポーズ、それらを流してするシーンなと、ヨガの部分だけでも4カットくらい撮影しました。次は、ダイアリーをカバンから取り出して机に座るシーン。このシーンもカメラが追いつけるように日常の動作よりかなりゆっくりめに動く必要があるとのこと。なんでもテキパキとこなすOさんは動作が速いので何度か撮り直しとなっていました。そして、机に座ってダイアリーをめくるシーン。ダイアリーを取り出すシーンとはカメラの位置が変わったので、ライトの設置から変更となり、スタッフの人たちも大変そうでした。旧暦美人ダイアリーの特徴のひとつである「美人コラム」から「冬はちびちびお水を飲む」をOさんが実践しているの図の撮影。冷蔵庫からお水を取り出すシーン。コップに注ぎ、飲むシーンを続けて撮影。ここでもOさんはゆっくりした動作を指示され、ぎくちゃくしないで何気なく行うのに必死の様子でした。Oさん出演場面の最後はインタビュー。ディレクターの方が旧暦美人ダイアリーを選んだ理由や、旧暦を意識した生活、女性の身体と心の変化を捉えて日常に生かす工夫など、次々とOさんに質問されていき、Oさんもじっくり言葉を選びながら答えていらっしゃいました。最後はダイアリー自体を撮影されましたが、文字までしっかり映すためにしっかり撮影してくださり、2分間の放送のために費やされたのは延べ3時間!!いやいや、テレビって本当に大変なんですね。何気なくみているシーンも陰でスタッフが一生懸命準備され、撮影され、編集した結果だということがよくわかりました。
全国でたくさんの方が見てくださっているとうれしいです。
最後にOさん、NHKのスタッフのみなさまありがとうございました!!!