『きゃりあ・ぷれす』スタッフの日記

kyurekibijin2007-06-12

るるこです。私事で恐縮ですが、先週末は鎌倉まで紫陽花詣でに出かけてきました。
午前中は土砂降りの中を明月院。狭いお寺に大勢の見物客で、「人の頭のほうが紫陽花より多い」という同行者の冗談に真顔で頷いてしまいました。足元がぬかるんでいるので転ばないように、傘が他の誰かの頭や肩にぶつからないように、同行者とはぐれないようにと、気を使いながらの紫陽花見物となってしまいました。それでも、紫陽花は今しか咲いていません。根性で回りましたよ!!

午後は反対にカラッと晴れて、江ノ電に乗って長谷寺へ。こちらもまあ、どっから来たの?というくらいの人・ヒト・ひと!!
明月院が「混みあっておりますが、どうぞご自由に」とどちかとういうと放置プレー状態であったのに比べ、長谷寺はしっかと観光地。長谷寺に植えられている紫陽花の品種と写真の一覧表付き団扇を配り、入場券に印字された番号順にお寺に入ることができるシステムを整え、大きな待ち時間表示看板まで整備されておりました。ちょっと興ざめ?って気がしないでもないのですが、その分お庭ではゆっくり紫陽花を見物することができましたし、例の団扇が案外優れもので、「これは墨田の花火ね」「あれが枝黒?」と、ただ「きれいねぇ」と見て回るよりは、紫陽花見物が3倍楽しいものになりました。

さて、紫陽花は満開ですが、今年はまだ梅雨入り宣言がされていません。暦では、昨日6月11日が「入梅」。旧暦ではまだ4月26日です。ん??4月??そうなのです。梅雨は旧暦では5月にあたり「五月雨」とは梅雨の長雨のことです。だらだらと続くことを「五月雨式」と言いますが、これは梅雨時の雨を模した表現なのです。蒸し蒸しするこの季節は身体の中の風通しをよくしておかなければ毒素や溜まりやすくなります。手の指や足の指をしっかり開く、おなかの深いところまで息を入れるなどして、ストレスを上手に発散させるといいそうです。
詳しくは「旧暦美人のすすめ」をご覧ください。