〜 身体感覚講座から本が生まれました! 〜


【ヘロリ山崎より】

こんにちは!
旧暦では2月18日に新年を迎えたわけですが、新暦では新年度が始まりました。
桜の花も満開、というかそろそろ散り始め。新たな職場、新天地での生活もそろそろスタート。
さらに花粉症は、そろそろブタクサ花粉の人(僕がそうなんですが)本格的なスタート!
などと、新しい気分、新たなココロモチ満載で発進したい気分です!

というわけで、「ヘロリ・ペロリ」もいつまでも同じではいけないと、親しき間にも礼儀ありと、
いつものような「講座を振り返る」という内容ではなく、がらっと視点を変えた内容でやって
いきたいと思うのです。

さて、そんなふうにして、気分一新リニューアルでお送りする「ヘロリ・ペロリ」日記を
今後はみなさまにお届けできたらいいなあと思っていますので、
今後とも変わらぬご愛顧のほどをぜひっ!どうぞよろしくっ、お願いいたしますっ!

お楽しみに〜。

  • いつかの次回に続く… -

イキオイのあまりさっそく終わってしまうところでした(笑。
ああそうそう!そういえば先日は“身体感覚講座から生まれた本”として、
「旧暦美人のすすめ」が無事に出版されましたね。めでたいことです。
講座の会場でもあるパンゲアソラリアムで出版を記念したパーティーも行なわれました。
(その節はたどたどしい司会でスイマセン・・・)

それではここはひとつ、松田さんからパーティーの模様と本の内容についてご紹介をお願いします!

【ペロリ松田より】

その節は、多くの方にご来場いただき、本当にどうもありがとうございました。
つい話が弾んで「身体の話」はもとより。本ができるまでのいきさつとか、
絶滅品種に近い虫の話とか、関係がなさそうで実はありそう…みたいな内容で、
あっという間に時間は過ぎてしまいました。
飛び入りゲストでクーヨンの編集長がお話してくださった“生理の波を整える月光浴”の話も、
皆さんの関心をフムフムと引き寄せていました。

本には、旧暦(太陰太陽暦)に従った季節観と、四季折々に変化していく身体の内側の動きが、
実は添うていること、その自然の在り様を生活の中に取り入れていくことで、
もっと内側からの美しさを磨いていきましょうという提案がいっぱい詰まっています。
日頃の講座の内容のものもありますので、ぜひ手に取って活用してみてくださいね。
イラストがとてもかわいいので、「読む絵本」いや「使う絵本」として
お手元に置いてくださると幸いです。


【ヘロリ山崎より】

余談ですが、4月3日は旧暦の2月、如月の16日。如月の十六夜月で満月(望)の日でした。
如月といえば、春とはいえ寒さが残っていて、衣(きぬ)を更に着る月であるから
「衣更着(きさらぎ)」からきているそうです。なるほど〜、
つい先日東京では気温が25度以上になったりして、
異常な気温の上昇ですっかり桜も満開になってしまいましたが、それでもここ2〜3日は、
最高気温が10度以下という「冬の戻り」で、しまいかけたコートを
また出して着込んだりしています。まさに衣更着。人間たちの活動で温暖化が急速に進む現代ですが、
それでもたまにこうやって、フッと自然界からのゆり戻しのようにして、
暦に符合した日があったりします。身体の方は温められたり、
冷えたりでたまったもんではないですが(苦笑。

今日は冷たい雨がずっと降り続く一日でした。雨雲と晴れ間が二層構造になっていたり
する不思議な空模様。そんな中、激しく雷も鳴ったりして、
いろいろなものが洗い流されてまたひとつ、季節が進んでいくのかなと、
この地球を包み込む大きな自然の息吹を感じるような、そんな静かな気持ちになったりしました。

そういえば、パーティーのときに松田さんがお話された「タガメ」の話、ある日突然、
山に冬眠しに飛んでいくタガメの姿は、唐突なようでもあり、話を聞いていて、
タガメたちがらせん状にダンスをしながら山の方に飛んでいく様をありありと想像できたりして、
その光景を見たこともないのに、なぜか懐かしいような気がしたりと、興味深いお話でした。

身体の感覚には、ひょっとしたら僕という人間がひとり体験したこと以上のもの、
動物・植物たちと共有しているような種類の感覚が「記憶」として
備わっているのかもしれませんね。何かに接したときに、掘り起こされる未知の感覚が
まだまだ僕らの身体には備わっているのかもしれません。

そんなことを思ったりしました。

そうそう、先日の講座では仙骨という骨盤につながった骨を、呼吸とあわせて調整することで、
仙骨のあたりがスースーするような感じがして、背筋がびし、と伸びました。
そして歩くときにものすごくバランスが取りやすくなっていて、
歩くときの感覚はまるで静かな湖面を歩くような、そんな雑音のない
身体バランスになっているように感じました。元々備わっている身体バランスとは
それくらいしっかりとしているものなんじゃないかと思った次第です。
今更ですが、いい体験をさせていただいて、いつも感謝・感激しておりますよ。

ではでは、長くなりましたので今回はこの辺りで。


【ヘロリ・山崎プロフィール】
「きゃりあ・ぷれす」編集部を経て、現在はフリーのライター。
「スポーツキッズα」(ベースボールマガジン社刊)< http://www.sportsclick.jp/sportskids/ >、身体感覚講座から生まれた本、
『旧暦美人のすすめ」(東洋経済新報社刊)など。
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