〜 身体内の流通を整えてカラダをひとつにつなげておこう! 〜
                          

【ヘロリ山崎より年始のご挨拶とお知らせ】

さて、年末から新年にかけていかがだったでしょうか?たまには家族水入らず、団らんの年末年始を迎えるられた方も多いと思います。
ちなみに僕はといえば、実家に帰ることもなく自宅で孤独にお仕事をしていたら、いつ〜のまにか年始を迎えておりました(笑)。
おまけに風邪を引いてしまい、散々な幕開けとなった2007年です。まあ、それでもベッドに横たわりつつ、いろいろ今後のことを考えたりして、たまにはそうやって我が身を振り返りつつ正月を過ごすのも、いい機会なのかもしれないな〜と思い直しました。
風邪は「身体のデトックス」と松田さんが言われましたが、心のデトックス効果もあるかもしれませんネ。
おかげでイロイロと前向きになれた気がします。今年は猪年です。全てを前向きにポジティブにとらえてズンズンズン・・・と前進するにはうってつけの年といえますしネ!

そうそう、年末年始の自宅のお仕事とはつまり「きゃりあ・ぷれす」でも先日お知らせのあった、身体感覚講座から生まれた本『旧暦美人のすすめ』のことです。
松田先生とのご縁で、微力ながらお手伝いさせていただきました。どんな本に仕上がるのか、僕も楽しみにしています。3月4日の出版記念パーティーで皆さんとお会いできることを楽しみにしています。みなさま今年もよろしくお願いいたします!

【ペロリ松田より年始のご挨拶】

と、いうわけで私も山崎君同様、年末年始は机にへばりついておりました。
本が印刷に回るまで、もうちょっと・・・。なので、年が明けた、めでたい!という感じがいまだ、していません。
やっぱり今年は「旧暦」の元旦(2/18)から年明けなのだなあ・・・と思っています。
図らずしもいろいろなことが、旧暦ペースで進むようになってきています。旧暦の元旦は、今年は新暦の2/18です。
今はまだ12月。本日「きゃりあ・ぷれす」の発効日2月7日(水)時点で、旧暦ではまだ12月20日。今年の日中の暖かさは、そのせいもあるのかな。

もちろん、朝晩は冬の寒さですので、日中の暖かさの格差が激しく、血圧の急な上昇によるめまいや立ちくらみなどという症状で体調を崩している人が今年は多いようです。脇腹の右側、左側に差がないか、柔らかく伸ばしてあげておいてください。

冬の身体の特徴としての神経系統の緊張も続いています。この時期、指は思いのほか硬直しています。指湯やマッサージでよくゆるめておきましょう。
肩の付け根に現われやすいギュッとした固まった感じもできるだけ滞りがないように用心してくださいね。

身体感覚講座では、今現われやすい身体の症状のメンテナンスを中心に、今年も様々な気のゲームや、コミュニケーションツールを織り交ぜて、身体の使い方、東洋の知恵をご紹介していきたいと思っています。

猪年も、楽しさまっしぐらのノリで進めていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。では!


【ヘロリ山崎より】

遅ればせながら、明けましておめでとうございます!本年も「ヘロリ・ペロリ」日記をどうぞよろしくお願いいたします。

今年最初の身体感覚講座当日、朝起きると「やけにあたたかいな〜」と感じました。一年でいちばん寒いはずの時期ですが、ラジオのお天気レポートが「今日は最高気温が13度。3月下旬並みの気温です」と伝えるように、空はあおく晴れ渡り、ポカポカとあたたかく、空気がなんとなくぬるんで感じられるような日です。
“寒いよりはあたたかいほうがいい”そう思いがちですが、身体としては、このような急な気温の変動についていくのは大変なようです。この時期は、緊張しがちな肩・首・頭の“滞り”を取り、左右のバランスを整えながら胴体部のおなかとひとつに“つなげて”流れを良くしておくことが、めまいなどを避けるポイントのようですね。

「流れ」すなわち「流通」をよくするのだと聞いて、自動車が身体の中を右へ左へと整然と走る幹線道路をイメージしました。それは血管の中を流れて全身をめぐる血流のイメージであり、また同じように身体の中を巡るエネルギーの循環のことです。

確かに足の指や足首、肩を肩甲骨から回すなどすると、固かった身体がゆるんでいきました。肩甲骨を回すときに、梅雨時にはイキオイよくグルングルン回せていたのが、特に今だとどうにもキツい。これが今の季節の身体の状態なのかと自分の身体で実感すると、不思議で新鮮な気持ちになりました。

ふたり組になって脚の付け根、肩の付け根の柔軟をしっかりと行ないました。このときにパートナーは、相手の身体をわしづかみにして「グッ」とつかまないよう気をつけます。
ワシッとつかむと、つかまれた方は不快に感じます。手で挟んだり添えるように相手の身体に触れるのが正解。そしてそれは相手の身体を大切に扱い、「最後まで面倒をちゃんとみる」という誠意を持って接する姿勢につながります。
足を持ち上げるときにはそっと持ち上げて、下ろすときもソッと余韻を持たせて、スッと抜くようにして離す。しかもそれは「自分の身体のセオリーに添ってこそ生じる・・・」と。ソレが大事なことでした。
「人の身体への触れ方、心の現われは“型”に通じる」と松田さんが仰ってました。

そうやって人と接しながらも、身体の「奥のもの」「内側に起こること」を観るという姿勢をキープし続けていくのです。
繊細な感覚を感じ取り、最後まで面倒をみたり、そのときに、自分の内面も同時に感じたり、目の前の人との信頼関係が本当の意味で身に染みたりして、そのことの有難さ、大切さが感覚として沸き起こってきました。

そういう体験、そういう場所、そしてなによりも、そういう感覚を共有できる人たちと巡り会っていることに感謝しました、ヨ。

ありがとうございました!

過去のヘロリペロリ日記↓
http://www.pangea.co.jp/c-press/semina/sintai/herori/index.html